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わたしたちは宇宙から、大地から、そして食物から、日常的に放射線を受けて生活をしています。そこで、どのくらいの量までなら身体に受けても安全かということが、気になるところでしょう。 現在、放射線についての安全基準は、どんなに少ない量でも身体に何らかのリスクがあるという考え方にもとづいて策定されています。しかし、最近急速に進歩してきている生命科学の研究により、人の身体の機構がかなりわかってきました。それに伴い、少しの放射線を受けても心配ないとする研究成果や、さらに一歩進んで、健康に良いのではないかという研究成果も出てきています。 ここでは、これらの考え方をふまえて、放射線の身体への影響について考えてみましょう。
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